ジャパンシーフーズ

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7.252016

ジャパンシーフーズのごまあじ茶漬け誕生秘話Part2

今回は、前回に引き続きジャパンシーフーズのごまあじ茶漬け誕生秘話Part2について、ご紹介していきたいと思います。

鯵エキスという可能性は前回お話しした通りで、そこからも問題の連続でした。

試行錯誤の連続

残渣を加熱して抽出した鯵のエキスは臭いやくせが強く、おまけに色まで悪い、このままでは全く使いものになりそうにありませんでした。一番の問題である臭いから解決の方法を模索することを研究室で優先事項としました。試行錯誤の中、その鯵エキスを使って、お茶漬けにしよう！と研究員の一人が閃いたのをきっかけに鯵エキスお茶漬けの商品化へ進むこととなりました。新鮮な鯵を新鮮な素材の生のまま、お茶漬けに加工して商品にすることとしました。

また、製造工程でも機械と人の手による商品開発とでは全く異なるものでした。製造の現場で頑張る熟練した技術者にしか出来ない技で、研究室だけでは出来ない異なる部分を解決してくれました。

この成果が実を結んだ瞬間が全国水産加工品総合品質審査会で受賞したことでした。お茶漬けの開発にも２年の歳月を掛けて出来上がった『ごまあじ茶漬』でしたので、思い入れが違いました。２０１０年１１月『第２１回全国水産加工品総合品質審査会』で『ごまあじ茶漬』が『全水加工連会長賞』を受賞する事が出来ました。

このように、お茶漬けを商品化でき、お客様へお届け出来るようになりました。